MESAとPESAの違いは?

MESAもPESAも閉塞性無精子症と診断された場合行う精子採取方法となります。

無精子症には閉塞性と非閉塞性の2タイプあり、MESAやPESAの適応となる
閉塞性無精子症とは、精巣の造精機能に問題が無いが、精子の通り道である
精巣上体や精管の中が詰まってしまい精子が出てこれない状態のことを言います。

MESAもPESAも精巣ではなく、精巣上体という部分から精子を取り出していく
方法になります。

これは、造精機能に問題がないために行うことができる方法であって、
造精機能に問題のある非閉塞性無精子症だと、精巣上体から精子を
取り出すことはできないんです。

ここでは、MESAやPESAについてや二つの違いについてをご紹介していきます。

 

MESAとは?

MESAは顕微鏡下精巣上体精子採取法とも呼ばれ、局所麻酔をしてから陰嚢皮膚を切開し、
精巣上体を陰嚢の外へ出し、顕微鏡下で精巣上体管にピペットを穿刺するなどして精子を
回収する方法となります。

技術的に言うとTESEのほうが簡単にできるため、最近では多くの病院で
TESEの方が多く行われており、MESAを行う医師も少なくなっています。
しかし、TESEによる精子採取よりもMESAの方が精子の質も良く、授精率も
高くなるようです。

 

 

PESAとは?

PESAとは、経皮的精巣上体精子採取法で、陰嚢の皮膚を切開せずに皮膚の上から
直接針を刺して精子を回収する方法です。

精子が確認できたら、PESA終了になのですが、なかなか見つからない場合は数回刺し、
それでも見つからない場合はもう片側の精巣上体に針を刺して精子を採取していきます。

 

 

MESA、PESAのメリットとデメリット

メリット デメリット
MESA ●精巣上体精子がたくさんとれ、1回の手術で十分な量の精子を凍結することができる

●閉塞性無精子症の場合、ほぼ100%精子を採取することができる
●陰嚢を切開するため数日間は痛みが残る

●局所麻酔、または全身麻酔が必要
PESA ●切開したりしないので、身体への負担が少なく翌日から仕事をすることも可能 ●精子回収率は60%~70%と低め

●1回で採取する精子の数が少ないので正常な精子を見つけるために何回も針を刺す必要がある
 

 

 PESAは身体の負担が軽く日帰りで受けることができます

PESAは、数十分で手術が終わるケースが多く、日帰りでの手術が可能です。
MESAの場合も日帰りで行うことができるのですが、PESAに比べ、陰嚢を
切開しているため少し身体に負担がかかります。

仕事が忙しくて休むことができないという方は、PESAが良いです。
PESAであれば、翌日会社を休まずに通常通り仕事をすることが可能です。

MESAを行った場合は、痛みも残っていると思いますから、翌日は仕事を休み
ゆっくりとした方が良いでしょう。

 

 

 

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