乏精子症の原因と治療法

乏精子症などの精液の異常は精液検査をして知ることができます。
軽度のものであれば、投薬をして様子を見ることもできるのですが
重度の場合はタイミングや人工授精での妊娠は難しく、体外受精、もしくは
顕微授精が必要となります。

ここでは精子異常の中でも乏精子症についてご紹介していきます。

 

乏精子症とは?

精液検査を行った場合、精液濃度が1ml中1500万個以下なら乏精子症が
疑われます。

精液検査はその時の体調によって変動するので、何度か行ってみて
毎回精液濃度が基準値よりも低いのであれば乏精子症と診断され、
この場合は夫婦生活による自然妊娠は難しいと考えられます。

精液検査の精子濃度の基準値では、1mLあたり1500万個以上とされているのですが
実は、自然妊娠しやすい精子濃度1mLあたり4000万個以上で総運動率が
50%以上
とも言われているんです。

 

 

乏精子症の原因

精索静脈瘤は明らかに乏精子症の原因となるものです。

精索静脈とは精子をつくりだしている精巣の血管のひとつのことですが、
この精索静脈に何らかの原因で血液の逆流が起こり、血管がこぶ状に
なってしまう病気です。

血管がこぶ状になってしまうことで、血液が滞ってしまい熱がこもります。
そのために、精子をつくる造精機能が低下してしまうんです。

このように精子をつくる機能である造精機能が低下する原因は、
精索静脈瘤以外にも喫煙や多量の飲酒などの生活習慣にも大きく関係していて、
それが乏精子症の原因に繋がることもあります。

しかし、乏精子症の原因はまだまだ不明なことも多く、原因不明の乏精子症と
診断されるケースも多くあるようです。

 

 

乏精子症の治療法

精索静脈瘤が原因の乏精子症である場合は、精索静脈瘤の治療を行っていきます。
軽度のものであれば投薬治療で改善されることもありますが、それでも改善されない
場合は、手術を行っていきます。

精索静脈瘤だけが原因であった場合は、手術をすることで自然妊娠も可能となります。
もし、体外受精や顕微授精にすすまれる場合でも、精巣温度が高いと精子のDNA形成に
問題が起こるため
、精索静脈留の手術を行うことは精子の質を改善させるためには有効と
考えられます。


その一方で精索静脈瘤のような明確な原因がない場合、程度によって方法は
変わってきますが、男性ホルモン補充、性腺刺激ホルモン補充、漢方や
ビタミン療法などを行っていきます。

軽度の場合には漢方治療やビタミン療法を行って、定期的に精液検査を行い、
改善しているかどうか様子をみる場合もあります。

乏精子症が軽度の場合なら人工授精で妊娠することも可能です。
中度の場合には体外受精を行っていき、重度の場合や受精しにくい場合には、
顕微授精を行うのが一般的です。

 

 

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