膿精液症の原因と治療法

膿精液症とは、精液の中に血液の細胞成分である白血球が
混ざっている状態のことを言い、精液1mL中に白血球が100万個以上あると、
膿精液症と診断されます。

精液は、液体成分である精漿と細胞成分である精子によって構成されており、
通常は赤血球や白血球などの血液の細胞成分は混入しないように作られています。

もし、精液の中に白血球が混ざってしまうと精子の運動率が著しく低下し、
精子無力症になってしまうケース
もあるため、これが原因で男性不妊になることも
あります。

さらに、白血球から分泌される炎症物質によって精子のDNAがダメージを受け
妊娠しても流産の原因になることもあるので注意が必要です。

 

膿精液症の原因

膿精液症になってしまう原因は、細菌感染などによる炎症性疾患などが一般的だと
言われています。

例えば、クラミジアによる精嚢や前立腺の炎症、大腸菌などの細菌や結核菌が原因で
精路全体が感染を起こしていることもあります。

このようなことが原因が感染症が発症し、精液内に白血球が増殖してしまうと
考えられます。

 

 

膿精液症の治療法

膿精液症の治療法は、その原因となる感染症を治療することです。

炎症やバイ菌を殺菌する抗生物質を1~2週間処方してもらい炎症を
抑えることが必要となります。

抗生物質で治療する事で、精子の白血球の数値が正常値に下ってきますので
数値が正常に戻れば自然妊娠も可能となります。(他に不妊原因がない場合)

この膿精液症は、特にクラミジア感染症により起こる場合が多く、
クラミジアは性交渉で感染するため、不特定多数との性交渉には注意しましょう。

また、膿精液症は自然に治るということはありません。
膿精液症は精液検査を行うことで知ることができますが、それ以外にも
精液が黄色くなることで気づく方もいます。

「おかしい」と思いながらも病院へ受診することを放置していると、精子の運動能力が
どんどん悪化していき、精子無力症になってしまうこともあります。

そうなってしまうと人工授精や体外受精をしても受精率が低くなり、妊娠しにくく
なりますので男性不妊で悩まされることにもなりかねません。

ちなみに男性がクラミジアに感染すると初期の段階で排尿痛、残尿感・違和感を
感じる事があります。そしてさらに進行すると、精巣が腫れたり、熱が出たりします。

クラミジアなどの感染症は、不妊と大きな関係がありますので、放置せずに
早期に発見・治療することが大切となります。

クラミジアに感染していたのであれば、パートナーも感染している可能性もあるため
奥様も必ず病院へ行き、検査を受けましょう。

 

 

 

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