女性が高齢の場合でも精索静脈瘤手術はするべき?

精索静脈瘤とは精巣(睾丸)の静脈にお腹から血液が逆流して、
瘤(こぶ)状にふくれるものを言い、原因がわかる男性不妊の中で最も多い病気と
されています。

精索静脈瘤が出来てしまうと、お腹から逆流した温かい血液が精巣(睾丸)の
温度を上昇させるので、そのせいで精子が死んでしまったり、運動率が
低下することがあるのですが、治療することで精液所見が改善する可能性があります。

そのため精索静脈瘤の男性の多くが手術をしており、その結果、精子の
状態が改善され赤ちゃんを授かった方もたくさんいます。

しかし精索静脈瘤手術は誰にでも有効というわけではないんです。

関連記事⇒精索静脈瘤手術について

 

女性が高齢の場合は注意!

精索静脈瘤手術を行う夫婦は、精子をつくる能力が回復することを期待して
自然妊娠できるのを待つというケースが多くあります。

そして、実際に成功して自然妊娠できたという夫婦がたくさんいるのも事実ですが
ここ注意してもらいたいことは、女性側の年齢の問題です。

女性側の年齢が35歳以上の場合は精索静脈瘤手術を行っても効果がないかも
しれません。

女性は35歳を過ぎると卵子の質が急激に低下し始めますので
せっかく精索静脈瘤手術を受けても、精子をつくる能力が回復することを
期待して自然妊娠を待つ時間的な余裕がないんです。

そのため、男性の精索静脈瘤が原因で精子の状態があまり良くない場合は
手術を行うよりも、他の治療法を進めていく方が結果的に早く妊娠できる可能性が
あります。

他の方法とは、人工授精や体外受精を行っていく方法です。
精子の状態にもよりますが、まずは人工授精を3回ほど行ってみて、それでも
妊娠に至らない場合は体外受精や顕微授精へと進んでいきます。

 

 

女性側に不妊原因はないか?

そして、女性の年齢以外の問題として気をつけてもらいたいことは、
女性側の妊娠機能が正常であるか、または女性側の不妊原因が治療可能な
場合であるかということです。

女性の年齢が若くても不妊原因があるのであれば、男性が精索静脈瘤手術を行って
精子の状態が良くなっても、自然妊娠できない可能性が高くなりますので、
この場合は女性の不妊原因も一緒に改善させていく必要があります。

もし、女性側の不妊原因の改善が期待できないのであれば、精索静脈瘤手術を
行っても無駄となってしまう可能性が高くなりますので人工授精・体外受精など
他の方法を考えていきましょう。

精索静脈瘤手術は誰にも有効であるとは限りませんので、メリットやデメリットなどを
良く理解したうえで夫婦で手術を行うべきかどうかを話し合って決めていくことを
おすすめします。

 

 

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