おたふく風邪による造精機能への影響とは?

おたふく風邪が男性不妊に繋がる!?

思春期を過ぎた頃になってからおたふく風邪にかかると、男性不妊になる可能性が
高くなると言われています。

おたふく風邪といえば、子供の頃になる人が多い病気ですよね。
ほっぺたがぷくっと腫れて、高熱が出る辛い病気です。

ほとんどが子供の頃にかかってしまうのですが、中には大人になってから
かかる人もいます。

実は大人になってからのおたふく風邪は睾丸炎(精巣炎)になってしまう可能性があり
危険なんです。睾丸炎は睾丸が大きく腫れあがり、激しい痛みを伴います。
その他の症状には発熱や下腹部痛、悪心などもあります。

1週間程度で炎症はおさまりますが、長期化したり両側に炎症を起こすと、
精巣の中に存在する精子のもとになる細胞が死んでしまい、睾丸(精巣)が萎縮するため
精子がつくられなくなって不妊症となってしまいます。

おたふく風邪自体が、直接男性不妊を引き起こすわけではなく、おたふく風邪によって
起こるかもしれない睾丸炎(精巣炎)が不妊に繋がる可能性のある危険な
病気というわけなんです。

 

 

睾丸(精巣)は熱に弱い

精子を作り出す役割の睾丸(精巣)は、とてもデリケートな器官なんです。
温度が摂氏1℃上昇すると機能が正常でなくなると言われるほど。

通常、睾丸は体温より2~3℃低い温度環境が最適とされていて、その温度を
保つことで正常に機能が働いています。

そのため、高熱が長い間続いてしまうと睾丸の温度も上昇し、精子をつくる機能に
異常をきたすんです。

造精機能の異常とはどういうものなのか?
例えば、精子の数が減少したり、精子の運動率が低下したり、ひどい場合は
無精子症になってしまうケースもあるんです。

大人がおたふく風邪にかかって睾丸炎も発症してしまう確率は
20%~40%とも言われていますので、決して可能性は低くはありませんよね。

しかし、睾丸炎(精巣炎)を合併する人の1/3は片方だけで済んでいますので
この場合は不妊症になる原因とは言えません。

両方に起こり、両方の睾丸(精巣)が委縮して初めて不妊症になる原因と
考えられるため、睾丸炎(精巣炎)によって不妊症になるケースはそれほど
多くなく、極めて稀なんです。

おたふく風邪にかかっていなくても、子供の頃に予防接種をしたから
大丈夫と思っている方も多くいるかと思います。

しかし、予防接種をしたからと言ってその効果がずっと続くとは限りませんので
身体の中に抗体があるかどうかを一度調べてもらいましょう。

抗体があるかどうかは血液検査をすることですぐにわかります。
もし抗体がなくなっている場合は、再度予防接種をすることをおすすめします。

 

 

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