男性不妊でも自然妊娠する確率は?

結婚したら自然に赤ちゃんができるものだと多くの夫婦が思っているのでは
ないでしょうか?

しかし、なかなか妊娠せず、不妊検査をしたら男性不妊であることが判明。
男性不妊が判明して思うことは「自然妊娠することは不可能なの?」ということです。

男性不妊の場合、不妊原因によって治療方法は変わってきます。
体外受精や顕微授精を行わないと妊娠することが難しいと判断されるかもしれません。

しかし、体外受精や顕微授精などの高度生殖医療を行うことに、まだまだ抵抗を
感じている夫婦はとても多いんです。

このような夫婦は「できれば自然妊娠したい」と希望を出されるのですが
果たして男性不妊がある場合、自然妊娠することはできるのでしょうか?

 

男性不妊でも自然妊娠する確率は?

男性の不妊検査の最も基本的なものに精液検査があります。
WHOが示す精液検査の基準値は、精子濃度1ml中、精子の数が1,500万個以上、
精子運動率が40%以上となっています。

精液や精子の状態はその時の体調などによって変動するため、1度の検査で
判断されることはできませんが、何度か行っても基準値よりも数値が
下回る場合は男性不妊である可能性が考えられます。

男女とも不妊原因が何も無い場合の、年齢別の自然妊娠率データがあります。

reten05-008 年齢別 自然妊娠する確率

20代~35歳未満・・・25~30%
35歳以上 ・・・18%
40歳以上・・・5%
45歳・・・1%

となっていて、年齢とともに妊娠率も低下していっているのがわかります。
何も不妊原因がない場合でも、自然妊娠する確率は意外と低いんです。

これに男性不妊が加わると、当然妊娠率もさらに低下するわけです。
男性不妊には、乏精子症や精子無力症、また無精子症など様々な原因があり、
症状の程度も人それぞれ違いますので、一概に自然妊娠する確率を出すことは
難しいんです。

しかし、軽度の乏精子症と診断された場合などは、漢方薬や薬の服用で
改善されることもあるため、自然妊娠を望むことも可能です。

また、無精子症の場合は自然妊娠することがかなり難しくなり、
手術によって精巣の中に精子が1個でも見つけることができれば顕微授精が
できるという感じです。

しかし、重度の男性不妊と診断され、自然妊娠は不可能と言われた人でも
自然妊娠できたケースは実際にいくつかありますので、重度の男性不妊だとしても
絶対に無理ということは言えず、精子が1個でもいれば、自然妊娠だって
可能ということです。

だからと言って、男性不妊があるにも関わらず自然妊娠ばかりにこだわることは
あまりおすすめできません。

自然妊娠できる確率はゼロではありませんが、低いと考えられるため
自然妊娠にこだわっているばかりだと、大切な時間を無駄にしてしまう可能性も
あるからです。

男性不妊が見つかったのであれば、自然妊娠は通常よりも難しいということを
しっかりと理解し、不妊原因や症状の程度によって他の治療を試してみることも
必要かと思いますので、医師に相談したり、夫婦でよく話し合って今後の治療方針を
決めていきましょう。

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