精液検査について

精液検査は男性不妊の検査で必ず行われ、最も基本的な検査です。
初診に行われる場合もあれば、2回目以降に行う病院もあります。

精液検査とは、マスターベーションにより病院で採取した精液、
または自宅で採取して持参した精液を精子計算盤に乗せて、顕微鏡で
観察しながら精子濃度や運動率を調べていく検査となります。


star90精液検査で調べること

精液の量・・・精液量が少ない場合は逆行性射精の可能性あり
精子の数・・・数が少ない場合は乏精子症、精索静脈瘤の可能性あり
精子の運動率・・・運動率が悪い場合は精子無力症の可能性あり
精子の奇形率・・・奇形率が一定率以上ある場合は精子奇形症の可能性あり
精子の酸性度・・・酸性度が高い場合は、何らかの感染症である可能性あり
精液中の異物・・・白血球・赤血球が多い場合は慢性病の可能性あり

 

star90精液検査の基準値
精液量 1.5ml以上
pH 7.2以上
精子濃度(精子数) 1ml中に1,500万個以上
総精子数 3900万個以上
精子運動率 前進精子40%以上、または高速直進精子32%以上
精子正常形態率 4%以上
精子生存率 58%以上
白血球率 1ml中に100万個以下
 

 

精液検査をする時の注意点

精液を採取する前は4~5日間の禁欲が必要となります。
そして採取方法は、必ずマスターベーションで行うことです。
コンドームには、殺精子剤がついているものが多いため、コンドームを
使用すると正しい検査結果が出なくなってしまいます。

精液検査は病院で採取することができるのですが、病院での採取に
抵抗がある方や仕事などの都合で病院へ直接来れない方は自宅で
採取して女性が持参することも可能です。

この場合は、精液を採取してから2時間以内に病院へ持参する必要が
ありますので注意しましょう。

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精液検査は1度では判断できない

精液検査をした結果、精子の数が少なかったり、運動率が悪かった場合
「乏精子症」や「精子無力症」などが疑われますが、1度だけの検査で
判断することはできません。

精子の減少や運動率の低下はその日の体調によって一時的な現象で
ある場合もあるからです。例えば、ストレスや疲労、睡眠不足や二日酔いや
風邪などの症状があると、検査をしてもあまり良い結果が出ないことが多いんです。

もし悪い結果が出ても、1度だけで男性不妊だと決めつけずに、何度か
再検査をすることが必要となります。

そして、精液検査を行うことが決まったのであれば、生活習慣を改めて
なるべく万全な体制で行うことです。

何度か精液検査を行っても、検査結果が悪かった場合はさらに詳しく
調べるために精密検査をすることになります。

 

 

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