男性不妊の真実

不妊や妊活についての情報はいまや溢れ、テレビや雑誌などでも
多く取り上げられています。

しかし、その多くが女性側からみた問題がほとんどで、子宮や卵巣の老化にしてみても
女性の年齢が妊娠に大きく関係してくることがわかっていますよね。
40代になると、妊娠率は急激に下がり45歳以上で妊娠できる方なんて稀です。

男性の場合も加齢によって妊娠力は下がるのですが、常に新しい精子がつくられるため、
70歳になっても赤ちゃんを授かることは不可能ではないんです。

このようなこともあり、不妊といえば女性に原因があると思われがちなんですが
実は不妊原因の約半分は男性側にあることが発表されているんです。
「約半分も!?」って驚いちゃいますよね。

日本では男性不妊に関する知識や情報が少なく、認識度が薄いため、
男性不妊で悩んでいる方がこんなに多いということを知りません。

芸能人でいうと、ロック歌手のダイヤモンド☆ユカイさんが2011年に
無精子症であることを告白しました。

普通だったら自分が無精子症だなんてこと絶対に他の人には知られたくありませんよね。

無精子症であると診断された時はどれだけショックだったか。それを乗り越え
テレビの前でカミングアウトしたダイヤモンド☆ユカイさんは素晴らしいと思って
しまいました。

「タネナシ。」という本まで出版し、ご自身が不妊治療を進めていく上で感じたことや
妻への感謝と負い目、そして葛藤の数々が綴られていて、多くの男性不妊で
悩んでいる方の励みにもなっています。

ダイヤモンド☆ユカイさんの告白によって、少しは男性不妊に関しての理解も
広まっていったのではないでしょうか。

 

男性不妊とはどんなもの?

男性不妊は大きく分けると3つのものがあります。
その中でも一番多いのが「造精機能障害」という精子の異常です。

精巣でうまく精子を作ることができず、精子の数が少ない、精子の奇形が多い、
精子の運動率が悪いなどの状態を指し、「乏精子症」「無精子症」「精子無力症」などの
診断を受けます。

それ以外の原因としては、精子はちゃんと作られているにも関わらず、何らかの原因で
精子がうまく運ばれない「精路通過障害」

そして、性交時に勃起しない勃起障害(ED)や射精することができない射精障害といった
「性機能障害」も深刻な問題です。

このような男性不妊を引き起こしてしまう原因として、先天的な問題もあるのですが、
喫煙や過度の飲酒といった生活習慣や、ストレス、肥満、糖尿病、性感染症といった
病気などの後天的なものが原因で生殖能力を低下させてしまうことがわかっています。

このことから、男性不妊は生活習慣や病気によって誰にでも起こる可能性が
あるということをしっかりと理解することです。

「まさか自分が男性不妊になるなんて・・・」とほとんどの男性が思っていることかと
思います。実は男性不妊においていちばん難しいのは、本人が無自覚だという点なんです。

結婚してしばらく経つのに、なかなか赤ちゃんが授からない場合、男性よりも
女性の方が「不妊かな」と悩む傾向があります。

夫婦で話し合って不妊治療を始めるのであれば、男性側の協力は不可欠となります。
男性の場合はプライドなどから精液検査を嫌がる方もいるようですが、
もし赤ちゃんも望んでいるのであれば、検査や治療は早ければ早いほど妊娠率が
上がります。

検査結果により、男性不妊が発覚したとしても、治療することで妊娠できる可能性は
十分にありますので、まずは男性不妊に関する知識を理解し、治療に進みましょう。

 

 

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